活躍の場

医療領域

・カウンセリング・心理療法
保険診療の中において、臨床心理技術者のカウンセリングや心理療法は、保険点数の算定対象となっていません。
2010 年に、保険診療における保険点数の算定対象として、「認知行動療法」が加わったというニュースを聞かれたことがあるかもしれませんが、
これは医師が行う場合の認知行動療法に限られているため、臨床心理技術者が行ったものに関しては、
原則として病院・クリニックによる無償のサービスとされてしまいます。

つまり、この点に関しても病院・クリニックにとっては、臨床心理技術者(臨床心理士)に対して給与が支払いにくい要因となっているのは明らかです。
公認心理師が国家資格として、保険診療の中に明記されるようになることで、
公認心理師の行うカウンセリング・心理療法に対しても、保険点数が算定されるようになることが望まれます。

教育領域

・スクールカウンセラー
教育領域では、やはりスクールカウンセラーとして働く人が一番多いでしょう。
業務内容としては、学校における児童生徒・保護者へのカウンセリング、 教員へのコンサルテーション(専門家間の助言)、教職員への研修会などがあります。

産業領域

産業領域では、主にEAP(Employee Assistance Program;従業員支援プログラム)と呼ばれるものの中で、臨床心理士などの心理士は活躍しています。
EAP(Employee Assistance Program;従業員支援プログラム)の略で、産業衛生のために企業が企業内にカウンセラーを配置したり、外注によって 従業員がカウンセリングを受けることのできるサービスを提供したりするもののことを言います。

福祉領域

福祉領域では、心理職の活躍できるところが多いように思われますが、
現実的には福祉分野では金銭的に不足しているところも少なくないため、
多くは公費によって賄われる、児童相談所や療育施設、心身障害者福祉センター、女性相談センターなどの地方公務員の職場になるでしょう。

司法領域

司法領域とは、弁護士や裁判官、検事をはじめとする司法分野のことを表しています。
司法領域で活躍する心理士としては、家庭裁判所調査官や法務教官、保護観察官が代表として挙げられます。

私設相談領域

臨床心理士などの資格(今後は公認心理師も)を元にしたカウンセリングルームを独自に開業し、
カウンセリングを生業として生活を営んでいく場合を指します。

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